モコモコゼミはむずかしい?年中コースを1ヶ月間じっくり取り組んでみた結果を口コミ

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モコモコゼミ 、体験しました!

我が家は中学、小学校受験なんて特に考えていないような平凡な家庭です。
そんな我が子がモコモコゼミを1ヶ月間取り組んだ体験をレビューします!

結論から言うとの感想は

  • ちょっと難しめ。考えるチカラが付きそう
  • 子供は楽しんで取り組んでいた
  • 内容は少なめ
  • 大人がそばに付いて学習できる環境が必要
  • モコモコちゃんねるは不要

ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授は「5歳までの教育が人の一生を左右する」と主張しています。The Productivity Argument for Investing in Young Children(生産性向上のための議論 幼い子供への投資のための生産性論)では、幼少期に良質な教育を受けるとIQや非認知能力が伸び、大学進学率や、将来の年収も高くなり、犯罪率も下がると報告しています。

ペリー就学前プロジェクトではプログラムに参加した5歳児の67%がIQ90以上を記録しています(プログラム非参加者の場合は28%)。

幼児教育は実験結果にも裏付けされて、いいこと尽くしなんです。

  • 小学校受験する予定のご家庭
  • 受験はしないけど子供に考えるチカラをつけさせたい家庭
  • 子供の学習を見る時間が取れる家庭

はモコモコゼミに向いていると感じました。

こんな方はモコモコゼミに向いていると感じました。

目次

モコモコゼミって何?

モコモコゼミ公式サイト
公式サイトより

モコモコゼミとは小学校受験で評判が高い「こぐま会」が教材提供している幼児通信教育です。

対象年齢は小学校入学前まで。
小学校からは提携先のSAPIX(サピックス)の通信教育を勧められています。

モコモコゼミは「こぐま会」が提唱する教科前基礎教育に基づいて作成された教材。

教科前基礎教育とは国語、算数、理科、社会などの教科を学習する前にその基礎となる考えるチカラを身につけようね。という教育方針です。

つまり、先取り学習ではなく、考えるチカラを鍛える学習ができる教材なのです。

「こぐま会」とは

こぐま会は小学校受験のための幼児教室の指導に加え、幼児教材のベストセラーも全国書店に並ぶほどの有名企業。

さらにこぐま会の幼児教室は毎年、有名小学校の合格者を多数輩出している名門塾。
この塾はこどもの考えるチカラ(地頭力、非認知能力)を育てることを大切にされています。

そんな「こぐま会」が提供している教材のについて紹介します!

モコモコゼミの口コミ

まずSNSでの口コミを紹介します。

ポジティブな口コミ

モコモコゼミの「がくしゅうのてびき」は口コミでも評価が高かったです。

実際、は子供自身の学習だけでなく、日常生活で親から子供への問いかけの仕方など本当に参考になりました。

ネガティブな口コミ

ネガティブな口コミでは、問題量の少なさと親が学習を見てあげる必要性が目立ちました。

モコモコゼミの料金プラン

 モコモコチャンネル月会費+980円(税込1,078円)
 算数強化トレーニング月会費1,480円(税込1,628円)
 プチコース(1~2歳)月会費1,280円(税込1,408円)
 プレコース(2~3歳)月会費2,420円(税込2,662円)
 年少コース(3~4歳)月会費2,420円(税込2,662円)
 年中コース(4~5歳)月会費2,420円(税込2,662円)
 年長コース(5~6歳)月会費2,420円(税込2,662円)

どのコースも入会費は無料。最低受講月数もありません!

は今なら1ヶ月間無料体験実施中です!

  • 小学校受験に定評のある「こぐま会」が教材提供している
  • こぐま会独自の「KUNOメソッド」を取り入れ地頭力を育てる
  • 月会費は2,420円。(1-2歳向けプチコースは1,280円)

我が家が試したのは
「モコモコちゃんねる」と「年中コース(4~5歳)」の2つです。

モコモコちゃんねるとは

オンラインオプションモコモコちゃんねる
モコモコゼミ公式サイトより

各コースに月会費+980円で追加できるオプションサービスです。

各コースの内容に連動し、スマホやタブレット、パソコンなどで学習ができます。

文字の読み上げと答え合わせを自動でやってくれるので子供の学習の補助になります。

モコモコちゃんねるは追加料金払ってまでは必要ないかな、と言うのが正直な感想です。

モコモコちゃんねるを使ってみて気づいたこと

モコモコちゃんねるの内容

内容は冊子教材と全く同じです。

ちゃんねるに追加された機能は問題の制限時間とキャラクターの読み上げ機能のみ。

読み上げてもらっても結局親が学習を見ていることが多いので特にメリットなし。

また、月初めに冊子の内容が全てちゃんねるに公開されるわけではなく、少しずつリリースされます。

どんどん問題を進めていきたい家庭にはもどかしく感じる。

モコモコちゃんねるを申し込むとログインページからメールアドレスと設定したパスワードを入力して利用することが出来ます

  • 内容は紙の教材と全く同じ。動画で動くわけではない
  • タッチパネルなどに反応するわけでもない
  • 問題文の読み上げと答えは教えてくれる
  • 初めにモコさんぬいぐるみの販売広告があった(←やめて欲しい)

月会費+980円払ってまでは必要ないオプションです。

モコモコゼミの教材紹介

モコモコゼミの教材

届いたものは以下の通り。

  • 冊子教材(全20ページ)
  • 出席簿(冊子教材の裏面)
  • さんかくパズル(パズルは冊子教材の問題にも使います)
  • ぬりえ
  • がくしゅうのてびき
  • モコモコシール(1枚。全て問題を解いたら出席簿に貼ります)

かなり良かった「がくしゅうのてびき」

がくしゅうのてびきには、子供が学習をする時の問題の進め方や声のかけ方を紹介してくれています。

この問題ではこんな事を目標にしている。こんな事を日々してあげてください。など、ただ問題を解くだけではない解説も載っています。

こぐま会での学習方針が詰め込まれているのが感じられる一冊です。

モコモコゼミ 学習内容

モコモコゼミは考えるチカラを鍛える為に6つの領域を鍛える学習を進めていきます。

内容は小学校で習う内容の先取りではなく、考えるチカラを鍛える問題ばかり。

季節に関係した問題も多いなぁと印象的でした。

全ての学習が終わったら教材の裏面にシールを貼って完成!
これも子供の達成感を刺激します。

モコモコゼミの6つの学習領域(メイン教材)

「こぐま会」の学習方針である教科前基礎学習の中の6つの領域には(未測量・位置表象・数・図形・言語・生活 他)があります。

教科前基礎学習をしっかりしておくことで考えるチカラを伸ばし、小学校に入ってからの学習もスムーズになります。

実際の問題と共に6つの学習領域について紹介します。

未測量

未測量は量を土台に数の概念を学びます。

大きさ・多さ・長さ・重さそれぞれを比較する方法や、量の相対化(比較する対象を意識し、関係の中でとらえること)、量の系列化(ものの順番を表すための順序数の考え方)を理解できるようになります。

モコモコゼミの重さを比べる教材

我が家はまず公園に行き、たくさんシーソーで遊んだ後にこの問題を解きました。

娘の理解はバッチリ。ラーニング・ピラミッドや文部科学省のアクティブラーニングでも推奨されていますが実体験を元の学びは理解しやすく、定着率も高いです。

位置表象

位置関係を正確に捉え、表現できるように訓練します。

これが鍛えられると地図上の位置や、他者の観点からの見え方などが理解できるようになります。

モコモコゼミの位置を学ぶ教材

ものを正しく数えることから始め、四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)の土台を作ります。

モコモコゼミの数を学ぶ教材

問題を解くことに慣れていない娘はどんぐりに直接◯を書いています。
問題の解答の仕方の練習も必要そうです^_^;

図形

平面・立体などそれぞれ基本的な図形の特徴を捉えていく練習から始めます。

モコモコゼミの図形を学ぶ教材

付属のパズルを使い自ら組み合わせを体験して問題を解いていきます。

三角を合わせると四角になることがわかって嬉しそうでした^_^

言語

聞くチカラ、話すチカラを養います。

モコモコゼミの言葉を学ぶ教材

娘はこれが苦手のようでした。(と言うより、恥ずかしかった?)

話に流れがあるので、接続詞の使い方の練習ができます。

小学1年生時点での語彙力の差は小学6年生になっても埋まらないと言うデータもありますし、軽視できない分野です。

自分の言葉で「話す」ことは語彙の習得、理解がないと成り立ちません。語彙力の向上のための絵本の読み聞かせの頻度を上げた方が良いかな。と意識させられた問題でした。

生活 他

認識能力を育てます。物と物の関連性や属性を把握し、物事の理解をいろんな角度から深めていきます。

モコモコゼミのものについて学ぶ教材

問題集だけで勉強してもすぐ忘れてしまいそう、実体験があると理解しやすそうな内容でした。

長女がこの問題に取り掛かるときは芋掘り体験や実家での椎茸採取体験をした後だったのでサクサク解いていました。(厚生労働省も体験活動の教育的意義をウェブサイトで掲載しています。)

図形を鍛える三角パズル

三角パズルのパンダの三角パズル
モコモコゼミの三角パズルの説明
モコモコゼミの野原の三角パズル

さんかくパズルは同封されていた三角のパズルを使っていろんな問題を解くパズルの問題集のようなもの。

今回はパズルでしたが、毎月付属教材として、6つの学習領域のどれかを鍛える少量の問題がついてきます。

ぬりえ

モコモコゼミのぬりえ

冊子には2種類の塗り絵があります。

では毎回塗り絵が同封されています。これは単に楽しむためと言った目的だけではなく、しっかりとした意図がありそうです。

こどもが塗り絵で得られる効果は

  • 運筆力(鉛筆を動かす技術)の向上
  • 色彩感覚の向上
  • 集中力アップ
  • 達成感

と言われています。

モコモコゼミの塗り絵は枠線が太いので少し不器用でも上手く塗れそうです^_^

「できた!」の積み重ねは自己肯定感のアップ(非認知能力の一つでもあります)になります。文部科学省も非認知能力の需要性について示しています。

学びに向かう力の育ちと、文字・数・思考の育ちには関連がみられる

文部科学省「幼児教育に関する現状について

他にも塗り絵でキャラクターに触れることでますますモコモコゼミの学習が楽しくなりそうですね!

1ヶ月間じっくりモコモコゼミに取り組んだ感想

娘はとにかく楽しかったようで、やり始めたら「そろそろ終わろうか。」と言うまでずっとやりたがっていました。(可愛いキャラクターにはあまり反応ナシ)

内容は全部で20ページ。問題だけ解こうと思うと1週間もあれば終わってしまいそうです。

しかし、そうさせないのが「がくしゅうのてびき」とよく作られた問題。

シーソーの問題はたくさんシーソーで遊んでから挑戦させてみようかな、
落ち葉の問題は今度葉っぱを拾いに行ってからにしようかな。

など、いろんな体験をしてから問題を解く場合はじっくり時間が必要です。

最近は子供の語彙力を伸ばすために「しりとり」を親子でするようになりました。(がくしゅうのてびきで勧められていたため)

子供は楽しそうに学習に取り組めていました。
親も考えるチカラを伸ばす問いかけの方法や、遊び方を学ぶことができました。

無料体験の申し込み

モコモコゼミの公式キャラクター
公式サイトより

モコモコゼミは1ヶ月、無料体験ができます。

教材1ヶ月分がまるまるもらえちゃうんです。

教材もそうですが、私は「がくしゅうのてびき」がもらえたことが大きかったです。

だって、「こぐま会」の学習における考え方が詰まった一冊ですからね❗️

子供の個人情報は流出しません

無料体験や教材を申し込む時に必要な子供の情報はニックネームと性別のみ❗️

子供の個人情報にも気を配られています。

解約時期

教材が合わなかったら1ヶ月で解約もOK!(最低受講月数はありません)

気をつけるポイントは退会締切日は前月の15日まで

退会する場合は公式ホームページ内の「退会・オプション解約」で退会申請できます。

ちなみに、退会後の電話勧誘などは一切ないのでご安心を^_^

まとめ

モコモコゼミの教材は全20ページと少なめですがじっくり考える問題も多く内容が充実しています。

特に、付属の「がくしゅうのてびき」には子ども思考力を伸ばす問いかけ方法など、幼児教育の最高峰である「こぐま会」のアドバイスが付いてお得感満載。

は小学校で学習する内容の先取りではなく、考えるチカラを伸ばす学習です。

子供の反応は上々。可愛いキャラクターは女の子向きかもしれません。

じっくり考える問題が多い分、子供の学習をそばで親が見てあげた方が良さそうでした。

我が家が試したのは年中コースです。
モコモコゼミによるとプレ・年少・年中コースは勉強を好きになってもらいたい為、あえてこの3コースの難易度と問題量は落としてあるらしい。

下の画像は年長コースの一部ですが、難易度が急に上がります。

モコモコゼミの年長コース

ちなみに年長コースも全20ページ。

これを1年間やり続ければかなり考えるチカラがつきそうです!

モコモコゼミに向いてる家庭

  • 子供が机に向かって学習することができる家庭
  • 子供に考えるチカラをつけさせたい、または小学校受験を考えている家庭
  • 子供の学習をみる時間が取れる家庭

1ヶ月の体験を受けてみた結果、モコモコゼミは選びませんでした。

理由は時間の問題です。

我が家は幼児英語学習も家で行っているのでプラスで平日にモコモコゼミまで時間をかけれなそうかな、と感じたから。

でも、モコモコゼミを通して子供の学習に対する意識が変わり、他の通信教材(こどもちゃれんじ)を試すことにしました。

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こどもちゃれんじを選んだ理由は娘がずっとやりたがっていたから。
(と言うより、しまじろうに釣られてる?)

我が家は土曜日に子供を実家に預けて仕事に行きます。

なら、1人で学習できそう(DVDを見るだけでも)かなと思えました。
(実家でよくyoutubeを観ているのでどうにかしたかったのもあります)

モコモコゼミとこどもちゃれんじの違いは

  • モコモコゼミ → 思考力を伸ばす
  • こどもちゃれんじ → 興味を広げる

我が家は小学校受験は考えていないし、子供の好きなことを見つけて伸ばしてあげたいなと考えているのでこどもちゃれんじの方があっていました。

子供の学習についてあげる時間の障壁
子供の思考力を伸ばすより興味を広げてあげたい
の理由でモコモコゼミは選びませんでした

モコモコゼミを1ヶ月体験した結果、継続はしなかったけど、子供の学習に対する意識が変わりました。

本当に「がくしゅうのてびき」は神レベル。

そのおかげで学習時の問いかけはもちろん、普段の生活でも子供に対する声かけや体験の仕方まで変わりました。

は、子供の思考力を伸ばすことはもちろん、子供の考え方を伸ばす接し方も学べます
1ヶ月お試しキャンペーンで無料で教材はもちろん、「がくしゅうのてびき」などももらえるお得なキャンペーン中です。是非試してみてはどうですか?

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